Care Guide

ケアガイド

3Dシルク

①洗濯器に、30℃以下の水(お風呂の翌朝の残り湯程度)を入れ、記載通りの量の中性洗剤を入れ溶かす。塩素系漂白剤の使用は生地を傷めるのでNG。
②製品を入れ優しく2〜3回押し洗いや振り洗いする。浸し洗いはせずに短時間で。
③水を替え、また30℃以下の水で2〜3回すすぐ。
④軽く畳んで水を絞り、タオルで挟んで優しく水を吸い取るように脱水する。
⑤形を整えて平干し。風通しのいい場所で陰干し。3Dシルクは生地が薄いので速乾。
⑥通常のシルク生地は、半乾きの状態で中温のアイロンで裏から当て布をしてかける。3Dシルクでは、凸凹感を残すため、中温でスチームアイロンを生地から1〜2cm程度はなしてあてる。凸凹感をなくしたいときは、アイロンを直にかけて凸凹をつぶす。

変色・色落ち(色移り)

【変色】
・日焼け
衣類は、紫外線により変色したり色褪せしてしまうことがあります。
蛍光灯や日光が当たらない場所で保管するようにしましょう。特に、汗が衣類に付着したまま長時間太陽にあたると変色しやすくなることがあります。汗をかいたら放置せず、速やかに洗濯して下さい。
 
・繊維の白化(フィブリル化)現象
着用や洗濯の繰り返しで生地表面が毛羽立ち、衣類が部分的に白っぽくなることがあります。
白化を起こしやすい素材は、綿・麻・レーヨン・絹などで、濃色の場合は特に目立ちやすいです。
白化は素材特性としてやむを得ないもので、元に戻すことはできません。白化を起こさないように、濡れた状態で擦らないように注意し、洗濯の際はもみ洗いや部分的なつまみ洗いは避けましょう。
 
【色落ち(色移り)】 
濃色品、インディゴ染め製品、顔料染め製品などは、着用の際に摩擦を受けると、他の衣類等に染料が付着し、色移りする場合がございます。ベルト、バッグ、靴、ソファやシート類等も含め、淡色品との組み合わせにはご注意下さい。
洗濯の際も同様に色落ちが発生しやすいため、必ず淡色品と分けて洗うようにしましょう。

皮革製品のお取り扱い

皮革製品は水に濡れると、縮み、シミ、硬化が発生します。また、水分はカビの原因になります。
 
摩擦や汗、雨などによる水濡れにより色落ちする恐れがありますので、白色や淡色系の洋服などと組み合わせる際は十分ご注意ください。
 
水に濡れてしまった場合は、すぐに乾いたタオルで叩くようにして拭き、日陰の風通しの良い所で乾かしてください。暖房やドライヤーなどで熱を加えると、革が硬くなることがあります。
 
防水スプレーをご使用の際は、シミになる恐れがありますので、皮革に使えるものかどうか取り扱い説明をご確認ください。
また、皮革に使えるスプレーであっても縫い代などの目立たない箇所にスプレーし、シミにならないことをご確認の上、ご使用いただきますようお願いいたします。

毛皮製品(ファー製品)のお取り扱い

繊維との相性により、衣服に毛が付着することがあります。エチケットブラシや洋服ブラシなどで取り除いていただくと、長く綺麗にご愛用いただけます。
 
柔らかい毛のブラシを使用し、毛並みに沿って優しくブラッシングを行い、防水スプレーをご使用の際は毛皮専用のものをご使用下さい。
 
水濡れの際は、乾いたタオルで水分を拭き取った後に風通しのよい場所で陰干しし、乾燥したら軽くブラッシングをしてください。暖房器具やドライヤー等での急激な乾燥は毛皮を傷める恐れがありますので、お控え下さい。
 
保管の際は、毛皮を折り曲げないよう、ゆったりとしたスペースで保管してください。

ヘアカーフ等のお取り扱い

ヘアカーフ等の毛足の短い毛皮製品については、乾燥を防ぐ栄養スプレーで定期的にお手入れを行って下さい。
また、毛抜けについては修復ができません。

ニット製品の毛玉の特性とケア方法

毛玉(ピリング)は、着用や、洗濯時の摩擦によって生じる現象です。
発生メカニズムは、生地表面が摩擦などの作用を受け、繊維の先端が毛羽となり、それらが束を作り絡み合って「毛玉(ピリング)」を生みだします。
 
発生しやすい箇所といたしましては、脇や袖の内側など、繊維同士や繊維が他の物と触れやすい箇所に起きやすいです。
 
バッグなどのご使用の際に、背中や脇腹部分に発生することも摩擦によるものです。
また、アウターをご着用の際、触れる箇所の摩擦も同様でございます。
 
ご着用の際は、連日の着用は避けていただき、また、毛玉ができたら引っ張って取ろうとせずに、生地をいためないように素材に合わせた衣料用ブラシ・毛玉取り器やハサミなどで取り除いてお手入れをしてください。

ニット製品のカシミヤお手入れ

カシミヤはデリケートな繊維です。汚れやホコリをそのままにしておくと、虫食いや毛玉の原因になることがあります。日常のお手入れとシーズン終わりなど定期的にリフレッシュすることで、本来の風合いや艶をより長持ちさせることができます。
 一度着たら1〜2日休ませてください。カシミヤは、比較的型崩れしにくく吸湿性の良い繊維ですが、連続して着用すると、リブの部分に伸びが生じるなど、形状変化を引き起こしやすくなります。着用の間隔をあけることで、カシミヤ自身で湿気の吸収や発散を繰り返し、自然と元の形に戻ろうとします。
 
*毛玉について
毛玉が気になる場合は、市販の毛玉取り器などで取り除くことができます。電動の毛玉取り器は、強く押し付けず、やや浮かして撫でるように動かすときれいに取れます。編地が巻き込まれて破れないようにご注意ください。

ケアに関してのご質問はFAQをご覧ください。